永遠の泉

ミチルが永遠の泉を見つけるまでの恋愛遍歴と現在のラブストーリー

泉との出会いの続き(なれそめ6)

はじめてのデートのなれそめの

続きを書くのにものすごく時間がかかった。


あれからいろいろあった。


ほぼ1年ぶりにブログをひらいたら

ポツポツ毎日アクセスがあって

チリつもで、累計アクセス数が意外にあったので(ほぼもう誰もみていないと思って放ってしまっていた)


続きをゆっくり書いて行きたいと思います。



泉と初めて会ってから

LINEのやりとりをしてからいくらか経って


初めての2人でのお出かけの日がやってきた。

(なれそめ5で書いた講座に一緒に行くことになったのだ。)


泉は私が乗っている電車に合流してくることになっており


ドキドキしながら出発の電車に乗り込んだ。


だが、こともあろうか私としたことが


電車の時間をひとつ間違えてしまったことに


泉が私の一本前の電車に乗りこんだところで

気づいたのだった。


慌てて、泉にLINEを送る。


「先に目的地の駅で降りてて。そこで暖かくして待っていてください。」


寒い日だったので待たせるのが申し訳ないと思い


駅のカフェでも入っていてもらおうと思って送ったのだけど


泉からのLINEが入る


「ミチルさん、わたし一度最寄りの駅で降ります。そしてミチルさんの乗っている電車を待って乗ります。」


泉は寒いホームで私の乗った車両が入ってくるのを待っていてくれるというのだ。


気が引けたのだけど

泉はどうしても、という。


数十分後、彼女は車両の通路からふわっとした風と一緒に現れた。



満面の笑みだった。



それからわたしが彼女を思い出す時、


この桜が満開になったような笑顔を幾度も思い出すことになる。


この日が私たちの始まりといってもいい。


彼女の右肩が

私の左肩に触れ

車両の乗客の誰よりも

数分の電車の旅を楽しんだ。

なれそめ5

ある日の泉からのメッセージに


また違う講座に参加する予定であることが書かれていた。


私達は同じ分野で活動していて

この業界ではもっともスター性のある

業界のみならず一般の方にもよく名の知れた芸能人のような、憧れのあの方が講師で近県で講座をされるというのだ。


ぜひ近くで先生のお声を聞きたい。

そのお姿を拝見したい。

先生のお話が聞ける絶好のチャンスだ。




女性がセミナーや飲み会、買い物や映画など


行くことをわざわざ伝えて来たときは


一緒に行きたいと意図している場合が多いはずだ。


特にお互いのことに興味ある間柄ならば


それが単なるスケジュールの話ではなく


あなたが誘われているかもしれないと


一度は疑った方が良い。


このチャンスを逃す人と、キャッチできる人で恋の勝敗が分かれるかもしれない。



女性はあなたと一緒にどこかに行きたいときに

自分の予定をわざわざ告げて来ることがあるのだということを知っておかなければならない。


これは人と人とのコミュニケーションにおいてとても重要なことだ。



「今度映画をひとりで観にいく予定です。」


のように



女性はあからさまに誘えないことが多い。


だからそこは察しなければいけないだろう。


逆に何の意図もなかった発言だったとしても


勇気をだして一度聞いてみるのだ。



例えばこんなふうに。



「〇〇先生が来られるんですか!その情報は知りませんでした。きっと泉さんにとって良い勉強になることでしょう。行かれたらぜひ感想を聞かせてくださいね😉」


わたしは泉に「自分も行きたい」とハッキリとは返さなかった。


彼女の意図がどこにあるか


知りたかった。




泉からの返信はこうだった


「ミチルさん、残席まだあるようですから、参加されてみてはいかがですか?ミチルさんが一緒にいってくれるほうがわたしも心強いです。」





ミチル

なれそめ4

メッセージの交換は


どちらかが1日に一度送信し


次の日はどちらかがまたその返信をするという


とてもスローペースだった


ただし一度のメッセージは長文で


お互いの体調を気遣う言葉や


今日起こったこと


好きなものや音楽など多岐に及んだ。



私にとってはノンケ相手だ。


ビアンにとってノンケという存在は


アプローチするにはとても難しいものだ。


そもそも泉にはカムアウトしていない。


だから何も期待はしていなかった。


いっときの文通相手として


彼女が楽しめればそれで良いのではないかと


そんな気持ちだった。



だからメッセージを交わし始めた最初から


泉を落とそうなど考えてはいなかったのだ。



文通(メル友というべきか)から始まった関係に


最初から恋愛関係を期待するべきではないと

個人的におもっている。


急ぎすぎてはダメだ。


じっくり、時間をかけなければいけない。


相手の性格や好きなもの、興味があるもの


相手の生き方、好きなタイプや今の心理状態


などを知るのが大前提だからだ。




私はじっくりと時間をかけて


泉との対話を味わっていた。


そして次第に泉が、私が味わうよりも


もっと熱く味わい始めていることに


気付いてしまった。






なれそめと恋愛アドバイスを融合させて書いてます。



ミチル