永遠の泉

ミチルが永遠の泉を見つけるまでの恋愛遍歴と現在のラブストーリー

なれそめ4

メッセージの交換は


どちらかが1日に一度送信し


次の日はどちらかがまたその返信をするという


とてもスローペースだった


ただし一度のメッセージは長文で


お互いの体調を気遣う言葉や


今日起こったこと


好きなものや音楽など多岐に及んだ。



私にとってはノンケ相手だ。


ビアンにとってノンケという存在は


アプローチするにはとても難しいものだ。


そもそも泉にはカムアウトしていない。


だから何も期待はしていなかった。


いっときの文通相手として


彼女が楽しめればそれで良いのではないかと


そんな気持ちだった。



だからメッセージを交わし始めた最初から


泉を落とそうなど考えてはいなかったのだ。



文通(メル友というべきか)から始まった関係に


最初から恋愛関係を期待するべきではないと

個人的におもっている。


急ぎすぎてはダメだ。


じっくり、時間をかけなければいけない。


相手の性格や好きなもの、興味があるもの


相手の生き方、好きなタイプや今の心理状態


などを知るのが大前提だからだ。




私はじっくりと時間をかけて


泉との対話を味わっていた。


そして次第に泉が、私が味わうよりも


もっと熱く味わい始めていることに


気付いてしまった。






なれそめと恋愛アドバイスを融合させて書いてます。



ミチル